菌活サポートがうまくいっているかどうかの見分け方
便をみたら腸内環境まるわかり!腸の健康度チェック!
理想的な便とはどんな便?
便はその名の通りからだからの「お便り」。便の状態を確認することで、腸内環境をチェックすることができます。出したら終わりではなく、量、形、硬さ、色、におい・・・などこういった点をちゃんと確認する習慣を持ちましょう!
みなさんは、理想的な便とはどういうものか、ご存知でしょうか?
大きさは「バナナ1~2本分」、ねり歯磨き粉のような固さでにおいが少ないこと、そしてトイレに浮く、というのが良い便の条件。特に“すっきり”感があることがとても大切だそうです。
そのような良い便は良好な腸内環境で作られます。大腸の蠕動運動がきちんと行われ、腸内の善玉菌がセッセと働いてくれるから、小腸から送られてきた食べ物のカスが良い便となって排泄されるのです。
良い腸とはどんな腸?
良好な腸内環境とはどんな状態なのでしょうか?
それは、善玉菌や悪玉菌など腸内に住み着いている細菌たちのバランスが良い状態のことを言います。腸内細菌は、肉眼では見えない微小な生物ですが、その数は膨大です。
大腸内には1,000種類100兆個、重さは1~2kgもあると言われています。こんなにも細菌が住み着いているなんてビックリではありませんか?
こんなにもたくさんの細菌がいるなんてびっくりだわ!
腸内細菌を分けると、私たちの健康に役立つ働きをする善玉菌が2割、便を腐敗させ体にとって悪い影響を及ぼす悪玉菌が1割、そして残りの7割は善悪どっちつかずで、優勢なほうに味方をする日和見菌という構成になります。このバランスで保たれていることが、良好な腸内環境の条件。
では、良好な腸内環境を維持していくためにはどうしたらよいのでしょうか?
そのポイントとなるのが、食生活です。
善玉菌、悪玉菌にはそれぞれ“好物”にしている食べものがあります。
悪玉菌は脂質を好むため、肉類やスナック菓子など脂質が多くて食物繊維が少ない食生活を続けていると、悪玉菌の繁殖を促進させてしまいます。さらに、食物繊維が少なくなると便のカサが増えず、腸への刺激も減るため、便秘になりやすくなります。便秘になるとますます悪玉菌が優勢になるため、悪循環に。。。加えて、腸内細菌の7割を占める日和見菌が悪玉菌に加勢するため、腸内環境はますます悪化するのです。
では、善玉菌を応援してくれる食べものはなんでしょうか?