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アトピー性皮膚炎に対する効果(小児)

どんな試験をしたの?

アトピー性皮膚炎を持つ1~5歳児を対象に、イムバランスの治療効果について確認しました。

対象は?

軽症~中等症のアトピー性皮膚炎と診断された18名の※1小児(1~5歳)(男女=8:8)
※1 2013年12月、2014年12月の合計2ヶ月の間に受診した合計数(先行研究症例11人、追加症例7名)。
うち2名は継続摂取の中断や項目記入不備から除外。

試験方法は?

イムバランスを600mg/日(300mg/包×2包/日)の試験食を24週間摂取してもらいました。
効果の検証は、試験登録時(0週)と12週、24週に医師が診察※1を行なうとともに、患児の症状や保護者の心理状態などをヒアリングするため、独自にアンケートを作成し、評価しました。
※1世界的に普及している診断基準(SCORAD<Severity Scoring of Atopic Dermatitis>)に基づき診察

どこと試験をしたの?

小児保健医療総合センター(愛知県大府市)アレルギー科

こんな結果でした!

その1:幼児アトピー性皮膚炎を改善しました。

試験登録時(0週)、12週目、24週目に行なわれた医師による診断スコア(総点数)の中央値(範囲)の比較では33.7(13.9~59.9)から21.0(4.9~41.5)と低下しました。

SCORAD総合数の評価

また、客観的SCORAD点(日中のかゆみおよび寝不足の程度についての評価(患者、患者の親に主観による評価)を除いた)は、変化はありませんでした。

客観的SCORAD点の評価

【参考】SCORADの評価指標について
SCORADの評価について

保護者へのアンケートの結果については、12週のみ有意に点数が低下していました。

保護者へのアンケートの結果

保護者への質問表

特に、「①皮膚がカサカサしている」、「⑨ステロイド外用薬の使用量や頻度」の項目で有意な改善がありました。
また、試験中に明らかな副作用は確認されませんでした。

まとめてみよう!

マウスでの試験では、イムバランスを与えると皮膚のバリア機能の改善や痒みの低減効果が確認されているけど、ヒトでも同じ作用によって、アトピーを抑制できたのではないかと考えれているんだよ。

かゆいのはつらいから、これはうれしい効果ね!

次に読んでみよう!

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◎参考文献
麹菌発酵大豆培養物及びビフィズス菌が小児アトピー性皮膚炎に及ぼす効果に関する研究~パイロットスタディ~.アレルギー・免疫,22: 96-102, 2015.
(1)アトピー性皮膚炎自然発症(NC/Tnd)マウスを用い発酵大豆培養物『イムバランス』のアトピー性皮膚炎の痒み改善効果( Supplementation of the fermented soy product ImmuBalanceTM effectively reduces itching behavior of atopic NC/Tnd mice.) Journal of Dermatological Science 67: 130–139, 2012.